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手口解説2026/9/20 更新

ニセ警察詐欺の手口と見分け方

電話の相手は「警察官」。画面には「逮捕状」。そして最後に言われるのは「あなたのお金を調べさせてほしい」。この流れに乗った時点で、相手は本物ではない。

これが奴らの台本だ

  1. まず、警察以外を名乗って電話してくる

    郵便局員、通信会社、宅配業者など、警戒されにくい立場から入る。「あなた名義の荷物が」「携帯の料金が未納」などと切り出す。

  2. 「警察官」に電話が回される

    心当たりがないと答えると、別の人物に電話が代わる。電話を回されること自体が、相手を本物だと思わせる演出だ。

  3. 「あなたの口座が犯罪に使われた」と告げる

    マネーロンダリングや詐欺事件の共犯の疑いがある、と言って不安をあおる。検事や別の警察署の担当者が次々に登場することもある。

  4. ビデオ通話で制服・警察手帳・逮捕状を見せる

    LINEなどのビデオ通話に切り替え、制服姿や書類を画面越しに見せる。偽物でも、画面越しでは本物との見分けがつきにくい。

  5. 「お金を調べる」「潔白を証明する」名目で送らせる

    現金を指定の場所に置かせる、口座に振り込ませる、暗号資産を買わせて指定のアドレスに送らせる、といった形で奪う。

  6. 「誰にも話すな」と口止めする

    捜査の秘密だとして、家族や銀行に相談させないようにする。相談されると詐欺が止まってしまうからだ。

こんな言葉が出たら要注意
  • 「あなたの口座が犯罪に使われている」
  • 「逮捕状が出ている」
  • 「身の潔白を証明するため、お金を調べる必要がある」
  • 「捜査の秘密なので家族にも話さないで」
  • 「お金は暗号資産で送ってもらう」

断言する。本物の警察は、電話やビデオ通話で逮捕状を見せない

警察が捜査を理由に、現金を預かったり、口座のお金を送金させたり、暗号資産を買わせたりすることはない。SNSで警察手帳や逮捕状の画像を送ることもない。この話が出た時点で、相手は詐欺グループだ。

最近報じられた実例

よくある質問

本物の警察官が、電話で口座やお金のことを聞いてくることはありますか?
捜査のために現金や暗号資産を送らせることはありません。口座の残高を「確認する」と言って、送金や別口座への移動を求めることもありません。電話やビデオ通話だけで手続きが進む時点で、相手は警察ではありません。
ビデオ通話で見せられた逮捕状や警察手帳は本物ですか?
逮捕状は裁判官が出す書面で、画面越しに見せて相手に確認させる運用はありません。警察手帳も同じです。画像はいくらでも作れるので、見せられたこと自体は本物である理由になりません。
「捜査の秘密だから家族にも話すな」と言われました。
周りに相談させないのは、途中で止められるのを防ぐためです。本物の捜査で、疑われてもいない人に口止めをする理由はありません。この一言が出た時点で詐欺と考えて構いません。

ほかの手口