ニセ警察詐欺の手口と見分け方
電話の相手は「警察官」。画面には「逮捕状」。そして最後に言われるのは「あなたのお金を調べさせてほしい」。この流れに乗った時点で、相手は本物ではない。
これが奴らの台本だ
- まず、警察以外を名乗って電話してくる
郵便局員、通信会社、宅配業者など、警戒されにくい立場から入る。「あなた名義の荷物が」「携帯の料金が未納」などと切り出す。
- 「警察官」に電話が回される
心当たりがないと答えると、別の人物に電話が代わる。電話を回されること自体が、相手を本物だと思わせる演出だ。
- 「あなたの口座が犯罪に使われた」と告げる
マネーロンダリングや詐欺事件の共犯の疑いがある、と言って不安をあおる。検事や別の警察署の担当者が次々に登場することもある。
- ビデオ通話で制服・警察手帳・逮捕状を見せる
LINEなどのビデオ通話に切り替え、制服姿や書類を画面越しに見せる。偽物でも、画面越しでは本物との見分けがつきにくい。
- 「お金を調べる」「潔白を証明する」名目で送らせる
現金を指定の場所に置かせる、口座に振り込ませる、暗号資産を買わせて指定のアドレスに送らせる、といった形で奪う。
- 「誰にも話すな」と口止めする
捜査の秘密だとして、家族や銀行に相談させないようにする。相談されると詐欺が止まってしまうからだ。
こんな言葉が出たら要注意
- 「あなたの口座が犯罪に使われている」
- 「逮捕状が出ている」
- 「身の潔白を証明するため、お金を調べる必要がある」
- 「捜査の秘密なので家族にも話さないで」
- 「お金は暗号資産で送ってもらう」
断言する。本物の警察は、電話やビデオ通話で逮捕状を見せない
警察が捜査を理由に、現金を預かったり、口座のお金を送金させたり、暗号資産を買わせたりすることはない。SNSで警察手帳や逮捕状の画像を送ることもない。この話が出た時点で、相手は詐欺グループだ。
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