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手口解説2026/9/20 更新

暗号資産で送金させる詐欺の手口と見分け方

「暗号資産で送ってください」。投資の先生も、警察を名乗る男も、最後は同じことを言う。一度送った暗号資産は、銀行振込のように取り消せない。

これが奴らの台本だ

  1. 投資話や捜査を口実に近づく

    SNS型投資詐欺、ロマンス詐欺、ニセ警察詐欺など、入口はさまざま。どの手口でも、最後に暗号資産での送金を求めることが増えている。

  2. 国内の正規の取引所に口座を作らせる

    まずは本物の暗号資産取引所に登録させ、日本円で暗号資産を買わせる。本物の取引所なので、被害者は安心してしまう。

  3. 指定したアドレスに送金させる

    「投資用の口座」「資金を調べるための口座」などと言って、詐欺グループが用意したアドレスに送らせる。

  4. 偽のサイトやアプリで残高を見せる

    投資詐欺の場合は、偽の取引サイトやアプリに残高や利益が表示される。実際の暗号資産はすでに詐欺グループの手元にある。

  5. 出金には追加の支払いを求める

    引き出そうとすると、税金、手数料、保証金などを求める。払っても出金されることはない。

こんな言葉が出たら要注意
  • 「お金は暗号資産で送ってもらう」
  • 「このアドレスに送金すれば運用が始まる」
  • 「出金には手数料を先に払う必要がある」
  • 「アカウントが凍結されたので解除料が必要」
  • 「取引所には投資目的と言わないで」

断言する。「このアドレスに送って」と言われたら、それが詐欺の合図だ

警察や金融機関が、暗号資産で送金させることはない。投資の相手に言われるまま、個人が用意したアドレスへ暗号資産を送るのは、現金を知らない人に手渡すのと同じだ。送る前に、相手が誰なのかを疑ってほしい。

最近報じられた実例

よくある質問

出金しようとしたら、先に税金を払えと言われました。
取引所が出金の前に利用者から税金を集めることはありません。税金は確定申告で納めるもので、業者に送る性質のものではありません。言われたとおり送っても、出金はされません。
送ってしまった暗号資産は取り戻せますか?
送金そのものを取り消すことはできません。送り先が取引所であれば記録が残りますが、サギ速は回収や返金の仲介は行いません。
相手が指定した取引所は実在します。本物ではないのですか?
実在する取引所の名前をかたる偽サイトが多数あります。URLが本物と1文字違う、検索結果の広告から入った、という場合は特に注意してください。

ほかの手口