【番外編】「Cervanta」は9月15日に作られたドメイン マッチングアプリの相手に誘われ、「追加資金」を求められて出金できなくなったとの書き込みが10月21日にある
詐欺の被害を投稿する掲示板に、Cervanta(cervantas.com)への書き込みが2件ある。21日の1件は、マッチングアプリで知り合った相手に誘われ、追加資金を求められて出金できなくなったという内容だ。ドメインの取得は9月15日。判定は詐欺確定。
- サギ速の判定
- 詐欺確定
- 調査対象
- Cervanta(cervantas.com)
- 公的な情報
- 金融庁 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等(掲載の有無の確認)
発端
10月21日、詐欺の被害を投稿する掲示板「詐欺相談なび」の口コミ一覧に、Cervantaのページが二度並んだ。ページへの投稿は2件。
このうち14時11分の書き込みは「マッチングアプリで知り合った人物からCervantaを名乗る投資サイトへ誘導されて追加資金のオンパレードで出金できなくなりました」というものだった。編集部は、この書き込みを発端に、サイトの素性を調べた。
編集部が調べたこと
ドメインは9月15日の取得
cervantas.com のドメイン登録日は2026年9月15日、期限は2027年9月15日。登録情報の最終変更は10月6日だった。ネームサーバーはCloudflareで、運営者の名前は公開されている登録情報からは分からなかった。取得からまだ5週間ほどしかたっていない。
サイトは開く。だが運営者は見えない
編集部が10月21日に cervantas.com を見るだけで開いたところ、ページ名は「Cervanta | Trade Perps & RWAs」と英語で表示された。登録や入力はしていない。ここまでで確かめられたのは、サイトが表示されることだけだ。日本の金融商品取引業の登録や運営会社の所在地は、確かめられていない。
掲示板に二つの書き込み
詐欺相談なびのページには、10月21日に2件の書き込みがある。12時40分の1件は「出金ができなくなるとの情報が入ってきている」と警告するもの。14時11分の1件が、冒頭の本人の体験とみられる書き込みだ。マッチングアプリで知り合った相手にサイトへ誘われ、追加の入金を次々と求められ、出金できなくなった。金額や日付は書かれていない。出金が通らない状況を、入金を重ねさせる理由に使う。典型的な流れである。
金融庁の警告一覧には載っていない
金融庁が公表する無登録業者への警告の一覧を10月21日に取得し、「Cervanta」で検索したが、該当はなかった。載っていないことは、登録業者であることを意味しない。国内で営業できる業者かどうかは、金融庁の登録業者の一覧で別に確かめる必要がある。
編集部がしていないこと
サイトの登録、ログイン、入力、送金はしていない。問い合わせもしていない。確認したのは、ドメインの登録情報、サイトの表示、掲示板の書き込み、金融庁の一覧だけである。
- マッチングアプリで知り合った人物にCervantaを名乗る投資サイトへ誘導され、追加資金を求められ続けて出金できなくなったとする書き込みが2026年10月21日にある(根拠:詐欺相談なび Cervanta のページ(2026年10月21日14時11分の書き込み))
- ドメイン cervantas.com は2026年9月15日に登録されている(根拠:RDAP(cervantas.com の登録情報))
- 被害に遭った人数と金額
- 運営会社の名前・所在地・金融ライセンスの有無
- サイトの取引や出金の実態
- 書き込みの投稿者が実際に入金した証拠
相手側の言い分
運営会社の連絡先がサイトから確認できず、問い合わせには登録が必要なため、編集部から連絡は取っていない。
断言する。「追加資金」を払えば出金できる取引所は、ない。
Cervantaについて確かめられたのは、ドメインが9月15日の取得であること、21日に出金できなくなったとの書き込みがあること、運営者が見えないことだ。正規の投資は、出金申請を出せば出金される。出金の前に追加の入金を求めるのは、さらに金を取るための手口にすぎない。マッチングアプリで出会った相手に投資サイトを勧められたら、その時点で疑え。追加で送る前に、手を止めろ。
Cervanta(cervantas.com)、またはよく似たサイトで「出金できない」「税金や保証金を求められた」「個人名義の口座に振り込まされた」という方、勧誘を受けた方の情報をお寄せください。編集部が調べます。提供者の身元は公表しません。
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