【番外編】「VIEXT」 関東財務局が5月に警告、住所は「不明」、サイトのドメインは2月の取得
ウェブサイトとSNSで「有価証券の募集の取扱いを行う」と表示していた「VIEXT」。金融庁と関東財務局が5月15日に無登録業者として警告し、住所は不明とされた。判定は詐欺の疑い濃厚。
- サギ速の判定
- 詐欺の疑い濃厚
- 調査対象
- VIEXT(VITL Financial Trading Limited)(www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/mutouroku/04.html)
- 公的な情報
- 金融庁 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等(VIEXT、令和8年5月)
発端
2026年5月15日、金融庁と関東財務局が、無登録で金融商品取引業を行う者として「VIEXT(VITL Financial Trading Limited)」を公表した。
編集部は、金融庁の警告の一覧を点検するなかでこの名前を見つけ、素性を公開情報で調べた。被害の相談は、今回は確認していない。
編集部が調べたこと
金融庁と関東財務局の警告
金融庁の無登録業者への警告の一覧に、令和8年5月付で「VIEXT(VITL Financial Trading Limited)」が載っている。ウェブサイトとSNS上で「有価証券の募集の取扱いを行う」旨を表示していたという。分類は国内。関東財務局のページには、商号や所在地は勧誘資料に基づくもので、虚偽の可能性がある、と書かれている。
所在地は「不明」
関東財務局のページで、所在地は「不明」とされている。金融の登録を受けた業者なら、所在地と登録番号を示せる。示せない相手に、金を預ける根拠はない。
サイトのドメイン
警告の関連情報には、申込用サイトとして viext-apply.com が挙がっている。編集部が2026年11月5日に.comの登録情報を確かめたところ、登録は2026年2月13日、期限は2027年2月13日。最終変更は5月6日で、警告の9日前だった。運営者の名前は、公開情報から分からなかった。
編集部がしていないこと
サイトの登録、ログイン、入力、送金はしていない。問い合わせもしていない。公開されている警告のページとドメインの登録情報を読んだだけである。
- VIEXT(VITL Financial Trading Limited)は、金融庁の無登録業者への警告の一覧に令和8年5月付で載っている(根拠:金融庁 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等)
- 関東財務局は、VIEXTの商号・所在地は勧誘資料に基づくもので虚偽の可能性があるとし、所在地を「不明」としている(根拠:関東財務局 無登録で金融商品取引業等を行う者について(VIEXT))
- 申込用サイトとされるドメイン viext-apply.com は2026年2月13日に登録されている(根拠:RDAP(viext-apply.com の登録情報))
- VIEXTの運営者が誰か
- 実際に出金できなかった人がいるか、その金額
- SNSで勧誘していた人物や経路
- サイトの現在の運営状況
相手側の言い分
所在地や連絡先が公表されておらず、サイトの問い合わせ窓口も確認できないため、編集部から連絡は取っていない。
断言する。所在地すら示せない「証券」の勧誘に、金を預けるな。
VIEXTについて確かめられたのは、金融庁と関東財務局が無登録業者として警告していること、所在地が不明とされていること、申込用ドメインが今年2月に取得されたことだ。被害の実態までは分かっていない。それでも、登録の根拠を示せない業者に入金する理由はない。送る前に、そこで止めること。
VIEXT(VITL Financial Trading Limited)、またはよく似たサイトで「出金できない」「税金や保証金を求められた」「個人名義の口座に振り込まされた」という方、勧誘を受けた方の情報をお寄せください。編集部が調べます。提供者の身元は公表しません。
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