【番外編】金融庁が7月に警告した「IS6FX」 2021年に警告された別会社と同じサービス名
2026年7月22日、金融庁の警告一覧に「IS6FX」を勧誘していたIS6 Technologies Ltdが載った。サービス名は2021年に警告された別会社と同一。検索でも「出金」が並ぶ。判定は詐欺の疑い濃厚。
- サギ速の判定
- 詐欺の疑い濃厚
- 調査対象
- IS6FX(IS6 Technologies Ltd)
- 公的な情報
- 金融庁 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等
発端
金融庁の無登録業者の警告一覧は、令和8年7月22日付の警告として「IS6 Technologies Ltd」を載せた。提供するサービスの名称は「IS6FX」とされている。
編集部が10月31日にGoogleの検索候補を調べると、「is6fx 評判」「is6fx 出金」「is6fx 取引 できない」が並んでいた。
編集部が調べたこと
金融庁の警告の中身
一覧によれば、IS6 Technologies Ltdは、インターネットを通じて店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていた海外所在の業者として載っている。警告は令和8年7月22日付。FXのような店頭デリバティブ取引を日本の居住者に勧誘するには登録が必要だが、その登録は確認されていない。
2021年の警告と同じサービス名
金融庁の備考は、このサービス名「IS6FX」が、令和3年12月に警告した「TEC Solution.Ltd.」の提供していたサービス名と同一だと書いている。会社名が替わっても、同じ看板で勧誘が続いていた形だ。ただし、2社の運営者が同じかどうかを確かめる記録は、編集部は見つけていない。
所在地が似た警告済み業者
備考には、この業者と所在地が同様もしくは酷似している警告済みの業者が並ぶ。Blue Dragon LLC、JDR Securities Limited(いずれも令和7年1月29日付)、AxiTrader Limited、Rupex Limited、そして前述のTEC Solution.Ltd だ。金融庁は関係性は不明としている。
ドメインの素性
is6fx.com の登録日は2020年9月1日。登録情報の有効期限は2026年9月1日、最終変更は10月13日と記録されている。ネームサーバーは駐車ページ用のサービスのもので、10月31日に接続を試みたが応答はなかった。業者が今も営業しているかどうかは確認できない。
編集部がしていないこと
サイトの登録、ログイン、入力、送金、問い合わせはしていない。確認したのは、金融庁の公表、ドメインの登録情報、検索候補だけである。出金できなかったという個別の被害の投稿は、今回は元の投稿として示せるものを確認できていないため、判定の根拠にはしていない。
- 金融庁は令和8年7月22日付で、IS6 Technologies Ltd(サービス名「IS6FX」)を、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていた海外所在の業者として警告した(根拠:金融庁 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等)
- 金融庁の備考は、サービス名「IS6FX」が令和3年12月に警告した「TEC Solution.Ltd.」のサービス名と同一だと記している(根拠:金融庁 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等(備考欄))
- ドメイン is6fx.com は2020年9月1日に登録されている(根拠:RDAP(is6fx.com の登録情報))
- IS6 Technologies Ltd と TEC Solution.Ltd. の運営者が同じかどうか
- 被害に遭った人の数と金額
- 実際に出金できなかった例
- 現在も勧誘が続いているか
相手側の言い分
サイトに接続できず、連絡先も確認できなかったため、編集部から連絡は取っていない。
断言する。金融庁が名指しした「IS6FX」に、金を預けるな。
IS6FX は、2026年7月22日に金融庁が警告した名前だ。5年近く前に警告された別会社と同じサービス名で、看板だけが続いていた疑いがある。勧誘されたら、入金する前に、金融庁の一覧で業者名もサービス名も調べること。載っていれば、そこで終わりだ。
IS6FX(IS6 Technologies Ltd)、またはよく似たサイトで「出金できない」「税金や保証金を求められた」「個人名義の口座に振り込まされた」という方、勧誘を受けた方の情報をお寄せください。編集部が調べます。提供者の身元は公表しません。
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