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番外編暗号資産サギ速編集部

【番外編】「CaryPact」を名乗る取引サイト 運営会社も所在地も分からず、登録は1年足らず前

「CaryPact」を名乗る取引サイトについて、運営会社や所在地を確認できないという書き込みが出ている。編集部がドメインの登録日と金融庁の警告を調べた。現時点の判定は要注意。

サギ速の判定
要注意
調査対象
CaryPact(app.carypact.com)
公的な情報
金融庁 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等

発端

2026年10月29日から30日にかけて、被害相談の掲示板「詐欺相談なび」の新着に「CaryPact」の項目が載り、2件の書き込みがあった。

編集部が調べたこと

登録日を調べる

ドメイン carypact.com の登録情報を、Verisign の公開データで確かめた。登録は2025年11月12日で、2026年10月30日時点で約1年。ネームサーバーはCloudflareで、運営者の情報は公開データからは分からない。サイトのトップ画面には「CaryPact」の文字があるだけで、運営会社名や所在地の記載は確認できなかった。サイトには登録もログインもしていない。

金融庁の警告の一覧

金融庁の「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等」の一覧を、サイト名とドメイン名で検索した。2026年10月30日時点で、該当する掲載は見つからなかった。警告に載っていないことは、安全の証明ではない。警告は後追いで出されるためだ。

被害の書き込み

被害相談の掲示板「詐欺相談なび」では、10月30日にCaryPactの項目に2件の書き込みがあった。1件は、運営会社や所在地を確認できず怪しい取引所ではないかという質問。もう1件は、作られたばかりのサイトでリスクが高いと指摘されている、という一般的な注意の文章だった。出金できなかったという具体的な被害の報告は、今回は確認できていない。

確認できたこと
確認できなかったこと
  • 入金して出金できなかった人がいるか
  • 運営している人物や会社
  • 金融庁以外の海外当局の警告の有無

相手側の言い分

サイトに運営会社名や連絡先の表示がなく、問い合わせ窓口もないため、問い合わせはしていない。

断言する。運営者の分からない取引サイトに、金を預けてはならない。

今回の調査で分かったのは、運営会社と所在地が確認できないこと、金融庁の警告の一覧には載っていないこと、被害相談の掲示板に疑問の書き込みが出ていることだ。出金できなかったという具体的な被害は確認できていないため、詐欺とは断定しない。判定は要注意。ただ、誰が運営しているか分からない場所に資金を送れば、トラブルが起きたときに相手を探す手がかりがない。入金する前に、運営者の名前と所在地を自分で確かめることが最低限の防御になる。

※番外編は、編集部が公開情報をもとに独自に調べた記事です。「確認できたこと」は公開時点で編集部が根拠を確かめた事実です。訂正・削除のご依頼はお問い合わせフォームから受け付けています。
タレコミ求む

CaryPact(app.carypact.com)、またはよく似たサイトで「出金できない」「税金や保証金を求められた」「個人名義の口座に振り込まされた」という方、勧誘を受けた方の情報をお寄せください。編集部が調べます。提供者の身元は公表しません。

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