【番外編】金融庁が警告した「Savexa」 運営のTrade Tide社はコモロ登録、日本では無登録で勧誘
令和7年8月、金融庁の警告一覧に、サービス名「Savexa」を提供するTrade Tide Ltdが載った。検索では「savexa 出金」「savexa 金融庁」が並ぶ。編集部が公的な記録とサイトの素性を調べた。判定は詐欺の疑い濃厚。
- サギ速の判定
- 詐欺の疑い濃厚
- 調査対象
- Savexa(Trade Tide Ltd)(www.savexa.com)
- 公的な情報
- 金融庁 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等
発端
金融庁の無登録業者の警告一覧は、令和7年8月の分として「Trade Tide Ltd」を載せた。提供するサービスの名称は「Savexa」とされている。
編集部が10月27日にGoogleの検索候補を調べると、「savexa 出金」「savexa 出金方法」「savexa 評判」「savexa 口コミ」「savexa 金融庁」などが並んでいた。サギ速の検索語にも「savexa 詐欺」が出ている。
編集部が調べたこと
金融庁の警告の中身
一覧によれば、Trade Tide Ltdは、インターネットを通じて店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていた無登録の業者として載っている。サービス名は「Savexa」。公表は令和7年8月の分(8月28日付の警告)。金融庁は、関係は不明としたうえで、所在地が同様もしくは酷似する業者として、Proxtrend Ltd、Zenith Markets PLC、DAM Group Ltd、Fxonet Ltdなど、すでに警告した複数の名前を並べている。
ドメイン savexa.com の登録情報
savexa.com の登録日は2015年6月18日で、期限は2027年6月18日、最終更新は2026年6月19日。登録会社はGoDaddy.com, LLC、ネームサーバーはCloudflareだった。登録日が古いことは、今の運営者が当時から持っていたことを意味しない。ドメインの履歴だけで、運営者の素性は判断できない。
サイトの表示
savexa.com を開くと www.savexa.com/ja/ へ転送され、ページ名は「CFD取引」と表示された。外国為替や株価指数などのCFDを、最大レバレッジ400倍で取引できるとうたい、ページ下部の会社情報には、Trade Tide Ltdはコモロ連合のムワリ島に登録され、ムワリ国際サービス機関(MISA)が認可・規制しているという趣旨の記載があった。日本の登録を示す記載は見当たらない。見るだけで、登録や入力はしていない。
編集部がしていないこと
サイトの登録、ログイン、入力、送金、問い合わせはしていない。確認したのは、金融庁の公表、ドメインの登録情報、サイトの表示、検索候補だけである。出金できなかったという個別の被害の投稿は、今回は元の投稿として示せるものを確認できていないため、判定の根拠にはしていない。
- 金融庁の無登録業者の警告一覧に、Trade Tide Ltd(サービス名「Savexa」)が令和7年8月の分として載っている。内容は、インターネットを通じた店頭デリバティブ取引の勧誘(根拠:金融庁 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等)
- ドメイン savexa.com は2015年6月18日に登録され、2026年6月19日に更新されている(根拠:RDAP(savexa.com の登録情報))
- サイトの運営者の実名と実際の所在地
- 被害に遭った人の数と金額
- 実際に出金できなかった例
相手側の言い分
サイトから日本向けの連絡窓口を確認できず、編集部から連絡は取っていない。
断言する。金融庁の一覧に載った「Savexa」に、金を預けるな。
Savexaは、令和7年8月に金融庁の無登録業者の警告一覧に載った名前だ。日本で店頭デリバティブ取引を勧誘するには登録が要るが、載っているということは、登録のないまま勧誘していたということになる。サイトにはコモロの規制機関の名が踊るが、日本で守られる根拠にはならない。勧誘されたら、入金する前に、金融庁の一覧で名前を調べること。載っていれば、そこで終わりだ。
Savexa(Trade Tide Ltd)、またはよく似たサイトで「出金できない」「税金や保証金を求められた」「個人名義の口座に振り込まされた」という方、勧誘を受けた方の情報をお寄せください。編集部が調べます。提供者の身元は公表しません。
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