【番外編】金融庁の警告一覧に9月に載った「ZOOMEX」 無登録で店頭デリバティブ取引を勧誘
2026年9月、金融庁の警告一覧に「ZOOMEX」のサービス名で勧誘していたZoomex.comが載った。検索では「出金できない」も並ぶ。編集部が公的な記録とサイトの素性を調べた。判定は詐欺の疑い濃厚。
- サギ速の判定
- 詐欺の疑い濃厚
- 調査対象
- ZOOMEX(Zoomex.com)(www.zoomex.com)
- 公的な情報
- 金融庁 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等
発端
金融庁の無登録業者の警告一覧は、令和8年9月の分として「Zoomex.com」を載せた。提供するサービスの名称は「ZOOMEX」とされている。
編集部が10月23日にGoogleの検索候補を調べると、「zoomex 詐欺」「zoomex 出金できない」「zoomex 出金制限」「zoomex 金融庁」などが並んでいた。
編集部が調べたこと
金融庁の警告の中身
一覧によれば、Zoomex.comは、インターネットを通じて店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていた無登録の業者として載っている。サービス名は「ZOOMEX」。公表は令和8年9月の分で、所在地の欄は「不明」だった。この一覧は、所在地が不明の業者を「国内所在」の区分に入れると断っているため、日本に拠点があるという意味ではない。
ドメイン zoomex.com の登録情報
zoomex.com の登録日は1999年6月23日で、期限は2027年6月23日、最終更新は2026年6月19日。登録会社はCSC Corporate Domains。ネームサーバーはAmazonのRoute 53だった。登録日が古いことは、今の運営者が当時から持っていたことを意味しない。ドメインの履歴だけで、運営者の素性は判断できない。
サイトの表示
zoomex.com を開くと www.zoomex.com へ転送され、ページ名は「ZOOMEX | Trade Bitcoin, Ethereum, and More on Our Cryptocurrency Exchange」と表示された。ビットコインなどの暗号資産を取引する取引所をうたうサイトである。見るだけで、登録や入力はしていない。
編集部がしていないこと
サイトの登録、ログイン、入力、送金、問い合わせはしていない。確認したのは、金融庁の公表、ドメインの登録情報、サイトの表示、検索候補だけである。出金できなかったという個別の被害の投稿は、今回は元の投稿として示せるものを確認できていないため、判定の根拠にはしていない。
- 金融庁の無登録業者の警告一覧に、Zoomex.com(サービス名「ZOOMEX」)が令和8年9月の分として載っている。内容は、インターネットを通じた店頭デリバティブ取引の勧誘(根拠:金融庁 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等)
- ドメイン zoomex.com は1999年6月23日に登録され、2026年6月19日に更新されている(根拠:RDAP(zoomex.com の登録情報))
- サイトの運営者の実名と所在地
- 被害に遭った人の数と金額
- 実際に出金できなかった例
相手側の言い分
サイトから日本向けの連絡窓口を確認できず、編集部から連絡は取っていない。
断言する。金融庁の一覧に載った「ZOOMEX」に、金を預けるな。
ZOOMEX は、2026年9月に金融庁の無登録業者の警告一覧に載った名前だ。日本で店頭デリバティブ取引を勧誘するには登録が要るが、載っているということは、登録のないまま勧誘していたということになる。何かあったときに守る仕組みの外にある。勧誘されたら、入金する前に、金融庁の一覧で名前を調べること。載っていれば、そこで終わりだ。
ZOOMEX(Zoomex.com)、またはよく似たサイトで「出金できない」「税金や保証金を求められた」「個人名義の口座に振り込まされた」という方、勧誘を受けた方の情報をお寄せください。編集部が調べます。提供者の身元は公表しません。
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