【番外編】「西松フィナンシャル」から出金不能の書き込み AnyDeskで操作された被害者が、きのう個人情報の不安を投稿
「西松フィナンシャルから出金不能になりました」――5月17日の書き込みに続き、9日にはAnyDeskで遠隔操作された被害者の投稿もあった。ドメインの登録は今年3月。判定は詐欺確定。
- サギ速の判定
- 詐欺確定
- 調査対象
- 西松フィナンシャル(nishimatsufinancial.com)
- 公的な情報
- 公的機関の警告・処分・逮捕報道は確認できず
発端
「西松フィナンシャル(nishimatsufinancial.com)にAnyDeskで操作を支持されて被害に遭いましたが個人情報は平気ですか?」――2026年10月9日、詐欺の被害を投稿する掲示板「詐欺相談なび」にこの書き込みがあった。
同じページには、5月17日の「出金不能になりました」、9月9日の「騙されました!送金しては駄目ですね!」という投稿も並ぶ。編集部は、これらを発端に素性を調べた。
編集部が調べたこと
「出金不能になりました」という被害の投稿
2026年5月17日、詐欺相談なびの西松フィナンシャルのページに、「出金不能になりました」と書き込まれた。送金額や時期は書かれていない。ただ、出金できなかったという本人の体験を述べた投稿であり、正規の業者であれば出金申請には応じる。このため、判定は確定とした。
9月の投稿と、きのうの投稿
9月9日には「騙されました!送金しては駄目ですね!」という投稿があり、サイトに記載の東京都港区の住所に会社がなかったとも書かれている。この住所の話は、編集部では確かめていない。10月9日の投稿は、遠隔操作アプリのAnyDeskで操作を指示されて被害に遭ったという内容で、パソコンの画面を相手に見せたり操作されたりした後の、個人情報の扱いを心配している。
今年3月に登録されたドメイン
nishimatsufinancial.com の登録は2026年3月3日、期限は2027年3月3日。登録業者はNameCheapだった。登録から約7カ月のドメインだ。新しいというだけで問題があるとは言えないが、出金不能の投稿は登録の2カ月後から出ている。
サイトは見るだけ
10月10日時点で、サイトにはつながった。編集部は、登録、ログイン、入力、送金、問い合わせをしていない。見るだけにとどめた。
- 西松フィナンシャルから出金不能になった、という書き込みが2026年5月17日にある(根拠:詐欺相談なび 西松フィナンシャルのページ(2026年5月17日の書き込み))
- AnyDeskで操作を指示されて被害に遭ったという書き込みが2026年10月9日にある(根拠:詐欺相談なび 西松フィナンシャルのページ(2026年10月9日の書き込み))
- ドメイン nishimatsufinancial.com は2026年3月3日に登録されている(根拠:Verisign RDAP(nishimatsufinancial.com の登録情報))
- 被害者の人数と総額
- 送金先の口座の名義
- サイトに記載された住所に会社がないという投稿の真偽
- 実際の運営者が誰か
相手側の言い分
サイトに連絡先の記載を確認できず、登録しないと問い合わせできない作りとみられるため、編集部から連絡は取っていない。
断言する。出金できなかったと訴える投稿が並ぶ相手に、金を送るな。
西松フィナンシャルについて確かめられたのは、出金不能を訴える投稿が5月からあること、10月9日にAnyDeskで遠隔操作された被害者が現れたこと、ドメインが今年3月に登録されたことだ。遠隔操作アプリを入れさせる相手には、パソコンの中身まで見られる。すでに入れてしまったなら、アプリを削除し、口座やパスワードの変更を急げ。
西松フィナンシャル(nishimatsufinancial.com)、またはよく似たサイトで「出金できない」「税金や保証金を求められた」「個人名義の口座に振り込まされた」という方、勧誘を受けた方の情報をお寄せください。編集部が調べます。提供者の身元は公表しません。
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