【番外編】「phktuds.com」に騙されたみたい 出金前に手数料と税金を求められる、との投稿 ドメインは期限切れの記録
「騙されたみたいです」――詐欺の被害掲示板に、暗号資産サイト phktuds.com の名前が書き込まれた。出金の前に税金や手数料を求められたという投稿もある。編集部が調べた。判定は詐欺確定。
- サギ速の判定
- 詐欺確定
- 調査対象
- phktuds.com
- 公的な情報
- 公的機関の警告・処分・逮捕報道は確認できず
発端
「phktuds.comに騙されたみたいです」――2026年9月28日の昼前、詐欺の被害を投稿する掲示板「詐欺相談なび」に、この1行が書き込まれた。
同じ日の夕方には「取引所を仲介した紹介者は2人で、一緒に将来の資金を稼ごうと誘われた。出金する際に先に手数料や税金を払う必要があると言われたら危険」という趣旨の投稿が続いた。編集部は、この書き込みを発端にphktuds.comの素性を調べた。
編集部が調べたこと
「出金の前に、まず税金」
10月1日の投稿は、phktuds.comから出金の手続きをすると、先に税金(手数料)が必要だと言われ、さらに「ハッキング」や「マネーロンダリングの疑い」を理由に追加の送金を指示される、という内容だ。本物の取引所は、残高から差し引いて払い出す。出金の条件として別の送金を求めることはない。
紹介者が2人
9月28日の別の投稿によれば、取引所を仲介した紹介者は2人いて、「一緒に将来の資金を稼ごう」「必ず儲かる」と誘ったという。紹介者が知人を装って近づく筋書きは、SNS型の投資詐欺やロマンス詐欺で報じられてきた形と同じだ。ただし、この投稿だけでは、紹介者が誰かは分からない。
ドメインの記録
ドメイン phktuds.com の登録は2025年9月10日。登録情報(RDAP)の期限は2026年9月10日で、状態は「redemption period(償還期間)」。9月18日に情報が更新されている。登録の期限が切れて、更新されないまま償還期間に入っている記録だ。サイトが今も動いているかどうかは、編集部は確認していない。
サイトの中身は確認していない
編集部は、サイトへの登録・ログイン・入力・送金を一切していない。運営会社の名前、所在地、金融ライセンスの有無は確認できていない。判定は、本人の投稿と登録情報の事実に基づく。
- phktuds.comから出金の手続きをしようとすると、先に税金(手数料)が必要だと言われ、さらに追加の送金を指示される、という投稿が2026年10月1日にある(根拠:詐欺相談なび phktuds.com のページ(2026年10月1日の投稿))
- ドメイン phktuds.com は2025年9月10日に登録され、登録情報の期限は2026年9月10日、状態は償還期間(redemption period)(根拠:Verisign RDAP(phktuds.com の登録情報))
- 運営会社の名前・所在地・金融ライセンスの有無
- 紹介者が誰か、どこで知り合ったか
- 被害に遭った人の数と金額
相手側の言い分
サイトに運営会社名や連絡先を確認できず、編集部から連絡は取っていない。
断言する。出金のために先払いを求める時点で、そのサイトは取引所ではない。
phktuds.comでは、出金の前に税金や手数料を求められたという投稿がある。これが詐欺確定の根拠だ。ドメインの記録は、登録期限が過ぎて償還期間に入っている。サイトが消えても、すでに送った金が戻る保証はない。紹介者に誘われて始めた取引で、出金の段になって払えと言われたら、そこで止まることだ。追加で送った分だけ、損が増える。
phktuds.com、またはよく似たサイトで「出金できない」「税金や保証金を求められた」「個人名義の口座に振り込まされた」という方、勧誘を受けた方の情報をお寄せください。編集部が調べます。提供者の身元は公表しません。
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