【番外編】「Mexen Online Banking」、本社の国・住所・電話番号が噛み合わない 開くと「ロボットではない証明」だけが出るサイト
「Mexen Online Banking」について、本社の所在国・住所・電話番号が互いに一致しないという書き込みが詐欺相談なびにある。ドメインの取得は2025年7月。金融庁の警告一覧には載っていない。判定は要注意。
- サギ速の判定
- 要注意
- 調査対象
- Mexen Online Banking(mexenonline.com)
- 公的な情報
- 金融庁 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等(掲載の有無の確認)
発端
10月16日、詐欺の被害を投稿する掲示板「詐欺相談なび」の口コミ一覧に、Mexen Online Bankingのページが並んだ。ページへの投稿は7件。
9月25日には「本社の所在国・住所・電話番号の3つが、互いに一致しない」という書き込みがあった。10月14日には、「中央銀行認可とあるが詐欺の取引所」という書き込みも付いている。編集部は、これらの書き込みを発端に素性を調べた。
編集部が調べたこと
掲示板に載る住所は米国ノースカロライナ州
詐欺相談なびのMexen Online Bankingのページは、事業者の住所を「214 North Tryon Street, Charlotte, North Carolina, 28202」と記している。一方、同じページの書き込みは、所在国・住所・電話番号の3つが一致しないと指摘する。編集部は、サイト側の表示と突き合わせて確かめようとした。
サイトは「ロボットではない証明」しか出さない
mexenonline.com を10月16日に開くと、会社概要も規約も表示されず、「Bot Verification」と書かれた確認画面だけが返ってきた。編集部はこの確認を突破していない。このため、サイト上の会社情報、規制当局の表示、連絡先は確かめられていない。『中央銀行認可』という書き込みの内容も、サイトの文面では裏付けられなかった。
2025年7月に取得されたドメイン
mexenonline.com の登録は2025年7月11日、期限は2027年7月11日。登録情報の最終変更は2026年6月17日だった。運営者の名前は公開情報から分からなかった。
金融庁の警告一覧には載っていない
金融庁が公表する無登録業者への警告の一覧を、10月16日に「mexen」「メクセン」で検索したが、該当はなかった。載っていないことは、登録業者であることを意味しない。
編集部がしていないこと
サイトの登録、ログイン、入力、送金はしていない。ボット確認の突破もしていない。問い合わせもしていない。
- 「本社の所在国・住所・電話番号の3つが、互いに一致しない」という書き込みが2026年9月25日にある(根拠:詐欺相談なび Mexen Online Banking のページ(2026年9月25日の書き込み))
- ドメイン mexenonline.com は2025年7月11日に登録されている(根拠:Verisign RDAP(mexenonline.com の登録情報))
- 実際に出金できなかった人がいるか、その金額
- 運営会社の名前・所在地・金融ライセンスの有無
- 「中央銀行認可」という表示の有無と実在
- サイトの現在の取引や出金の実態
相手側の言い分
サイトはボット確認の画面しか表示されず、運営会社の連絡先も確認できないため、編集部から連絡は取っていない。
断言する。会社の素性を確かめさせない金融サイトに、金を預けるな。
Mexen Online Bankingについて確かめられたのは、書き込みが本社情報の不一致を指摘していること、サイトを開いても確認画面しか出ないこと、ドメインが2025年7月の取得であることだ。出金の実態までは確認できていない。それでも、運営の実体を示せない業者に入金する理由はない。送る前に、そこで止めること。
Mexen Online Banking(mexenonline.com)、またはよく似たサイトで「出金できない」「税金や保証金を求められた」「個人名義の口座に振り込まされた」という方、勧誘を受けた方の情報をお寄せください。編集部が調べます。提供者の身元は公表しません。
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