【番外編】「SBCSA」から出金しようとすると、先に税金が必要と言われた 詐欺相談なびの書き込みと、8月に取得された2つのドメイン
「出金の手続きをしようとすると先に税金が必要だと言われる」――10月8日、被害掲示板にSBCSAをめぐる書き込みがあった。関連ドメインは今年8月の取得。判定は詐欺確定。
- サギ速の判定
- 詐欺確定
- 調査対象
- SBCSA(sbcsa-member.com)
- 公的な情報
- 公的機関の警告・処分・逮捕報道は確認できず
発端
10月13日、詐欺の被害を投稿する掲示板「詐欺相談なび」の新着口コミ一覧に、SBCSAのページが並んだ。投稿数は6件。
ページには、10月8日の「先に税金(手数料)が必要」という書き込みや、10月13日の「返金できませんか?生活できません」という書き込みが残っている。編集部は、これらを発端に素性を調べた。
編集部が調べたこと
10月8日の書き込み:出金の前に税金、さらに送金の指示
書き込みは、SBCSAから出金の手続きをしようとすると先に税金(手数料)が必要だと言われ、さらに、ハッキングやマネーロンダリングの疑いが持たれているとして、更に送金するよう指示される、という内容だった。そのうえで、これらは全て嘘の話だと注意を呼びかけている。
10月13日の書き込み:返金を求める声
10月13日には「SBCSAから返金できませんか?生活できません」という短い書き込みが投稿された。金額や経緯までは書かれていない。
サイトが複数あり、名目も複数
10月10日の書き込みには、sbcsaapp.com という別のサイトについて、IPO当選を理由に代金を求めてくる、という説明があった。10月11日の書き込みには、sbcsa-member.com が想定利回り380%以上を掲げている、とある。同じ名前で複数のサイトが使われているようだ。
出金の条件に税金を求める、という構図
投資の取引所は、出金の申請があれば出金するのが本来の姿だ。出金の条件として、税金や手数料を先に求めることはない。出金の前に税金が必要だと言われたという報告がある以上、編集部は判定を「確定」とした。
今年8月に登録された2つのドメイン
sbcsa-member.com の登録は2026年8月12日、sbcsaapp.com の登録は2026年8月8日だった。どちらも期限は2027年。運営者の名前は公開情報から分からなかった。
編集部がしていないこと
サイトの登録、ログイン、入力、送金はしていない。問い合わせもしていない。サイトの中身も確認していない。
- 出金の手続きの前に税金(手数料)が必要だと言われ、さらに送金を指示される、という書き込みが2026年10月8日にある(根拠:詐欺相談なび SBCSA のページ(2026年10月8日の書き込み))
- ドメイン sbcsa-member.com は2026年8月12日に登録されている(根拠:RDAP(sbcsa-member.com の登録情報))
- 実際に税金や手数料を支払った人がいるか、その金額
- 書き込んだ人が被害に遭った本人かどうか
- 運営会社の名前・所在地・金融ライセンスの有無
- サイトの現在の状態
相手側の言い分
運営者の連絡先が公開情報から確認できず、サイトの問い合わせは登録が必要となる可能性があるため、編集部から連絡は取っていない。
断言する。出金の前に「税金を先に」と言ってくる取引所から、金は戻らない。
SBCSAについて確かめられたのは、出金の前に税金を求められ、さらに送金を指示されたという書き込みがあること、関連ドメインの登録が今年8月であることだ。運営者までは分かっていない。それでも、出金の条件として先払いを求められた時点で、その先に出金はない。払う前に、そこで止めること。
SBCSA(sbcsa-member.com)、またはよく似たサイトで「出金できない」「税金や保証金を求められた」「個人名義の口座に振り込まされた」という方、勧誘を受けた方の情報をお寄せください。編集部が調べます。提供者の身元は公表しません。
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