【番外編】「Kinzan Capital」から出金しようとすると、さらに送金を指示された 詐欺相談なびの書き込みと、6月に取得されたドメイン
「出金時にさらに資金を送金するよう指示してきます。詐欺でしょうか」――9月28日、被害掲示板にKinzan Capitalをめぐる書き込みがあった。ドメインの登録は今年6月30日。判定は詐欺確定。
- サギ速の判定
- 詐欺確定
- 調査対象
- Kinzan Capital(kinzancapital.com)
- 公的な情報
- 公的機関の警告・処分・逮捕報道は確認できず
発端
10月13日、詐欺の被害を投稿する掲示板「詐欺相談なび」の新着口コミ一覧に、Kinzan Capitalのページが並んだ。投稿数は15件。
ページには、9月14日の「返金できませんか」、9月26日の「騙されたみたいです」、9月28日の「出金時にさらに資金を送金するように指示してきます」といった書き込みが残っている。編集部は、これらを発端に素性を調べた。
編集部が調べたこと
9月28日の書き込み:出金時に「さらに資金を」と指示される
書き込みは「KINZAN CAPITAL(キンザン・キャピタル)は、出金時にさらに資金を送金するように指示してきますが詐欺でしょうか?」という内容だった。出金の段階で追加の送金を求められた、という報告だ。金額や回数までは書かれていない。
同じ構図の書き込みが前後にある
9月14日には「返金できませんか」、9月15日には「kinzancapital詐欺でした」、9月26日には「騙されたみたいです」という短い書き込みが続く。9月22日の書き込みには、利益が出ているように表示されたあと、出金の段階で「初回の入出金」などを理由に手数料の先払いを求められる、という説明があった。ただし、これは体験というより注意喚起の文面で、被害者本人の書き込みかどうかは確かめられない。
出金の条件に追加送金を求める、という構図
投資の取引所は、出金の申請があれば出金するのが本来の姿だ。出金の条件として、手数料や追加の資金を先に求めることはない。出金時に追加送金を指示されたという報告がある以上、編集部は判定を「確定」とした。
今年6月に登録された新しいドメイン
kinzancapital.com の登録は2026年6月30日、期限は2027年6月30日。登録情報の最終変更は7月19日だった。運営者の名前は公開情報から分からなかった。
編集部がしていないこと
サイトの登録、ログイン、入力、送金はしていない。問い合わせもしていない。サイトの中身も確認していない。
- 出金時にさらに資金を送金するよう指示される、という書き込みが2026年9月28日にある(根拠:詐欺相談なび Kinzan Capital のページ(2026年9月28日の書き込み))
- ドメイン kinzancapital.com は2026年6月30日に登録されている(根拠:RDAP(kinzancapital.com の登録情報))
- 実際に追加の送金をした人がいるか、その金額
- 書き込んだ人が被害に遭った本人かどうか
- 運営会社の名前・所在地・金融ライセンスの有無
- サイトの現在の状態
相手側の言い分
運営者の連絡先が公開情報から確認できず、サイトの問い合わせは登録が必要となる可能性があるため、編集部から連絡は取っていない。
断言する。出金の前に「追加の送金」を求めてくる取引所から、金は戻らない。
Kinzan Capitalについて確かめられたのは、出金時に追加送金を指示されたという書き込みがあること、ドメインの登録が今年6月であることだ。運営者までは分かっていない。それでも、出金の条件として追加の入金を求められた時点で、その先に出金はない。足す前に、そこで止めること。
Kinzan Capital(kinzancapital.com)、またはよく似たサイトで「出金できない」「税金や保証金を求められた」「個人名義の口座に振り込まされた」という方、勧誘を受けた方の情報をお寄せください。編集部が調べます。提供者の身元は公表しません。
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