【番外編】「BigCupNFT」から「返金できませんか?」の書き込み ドメインは今年7月登録、サイトは中身が見えない白紙の画面
「BigCupNFTから返金できませんか?」――10月7日、被害掲示板にこの一文が書き込まれた。ドメインの登録は今年7月。サイトを開いても運営者の情報は見えなかった。判定は要注意。
- サギ速の判定
- 要注意
- 調査対象
- BigCupNFT(bigcupnft.com)
- 公的な情報
- 公的機関の警告・処分・逮捕報道は確認できず
発端
「BigCupNFT(bigcupnft.com)から返金できませんか?」――2026年10月7日の午後3時すぎ、詐欺の被害を投稿する掲示板「詐欺相談なび」のBigCupNFTのページに、この一文が書き込まれた。
同じページには9月末から10月5日にかけ、「作られたばかりのサイトで、リスクが高い取引所と指摘されている」といった注意の書き込みが続いていた。編集部は、この10月7日の書き込みを発端に、BigCupNFTの素性を調べた。
編集部が調べたこと
「返金できませんか?」
10月7日の書き込みは一文だけで、送金の時期も金額も、出金のときに何があったのかも書かれていない。返金を求めているからには、金を送った人がいるとみられるが、出金の拒否や追加請求といった具体的な証言ではないため、判定は確定にしていない。
今年7月に登録されたドメイン
bigcupnft.com の登録は2026年7月14日、期限は2027年7月14日。登録業者はUltahost, Inc.、ネームサーバーはクラウドフレアだ。掲示板に名前が出た9月末までは、登録から2か月半ほど。運営者の名前は公開情報から分からなかった。
サイトを開いても運営者の情報は見えない
10月7日、編集部がサイトを開くと、ページの本体は表示用のプログラムで組み立てられる作りで、取得できた元のコードには会社名も住所も連絡先もなかった。画面の中でどう表示されるかまでは確かめていない。運営会社が分かる情報は、確認できなかった。
編集部がしていないこと
サイトの登録、ログイン、入力、送金はしていない。問い合わせもしていない。見るだけにとどめた。
- BigCupNFTから返金できないか、という書き込みが2026年10月7日にある(根拠:詐欺相談なび BigCupNFT のページ(2026年10月7日の書き込み))
- ドメイン bigcupnft.com は2026年7月14日に登録されている(根拠:Verisign RDAP(bigcupnft.com の登録情報))
- 送金した金額と時期
- 出金を申請したときに何を言われたか
- 運営会社の名前・所在地・金融ライセンスの有無
- 被害に遭った人の数
相手側の言い分
サイトに運営会社名や連絡先を確認できず、編集部から連絡は取っていない。
断言する。運営者が見えない「NFT」の話に、先に金を入れるな。
BigCupNFTについて確かめられたのは、返金を求める書き込みがあること、ドメインが今年7月に登録されたこと、サイトの元のコードに運営者の情報がないことの3点だ。出金を拒まれたという具体的な証言はなく、現時点の判定は要注意にとどめる。運営者が分からない相手に、資金を預ける理由はない。追加の送金を求められたら、そこで止めること。
BigCupNFT(bigcupnft.com)、またはよく似たサイトで「出金できない」「税金や保証金を求められた」「個人名義の口座に振り込まされた」という方、勧誘を受けた方の情報をお寄せください。編集部が調べます。提供者の身元は公表しません。
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