【番外編】「openwebcoins.com」から出金しようとすると、先に税金を払えと言われる ドメインの登録は今年4月
出金の手続きをすると、先に税金や手数料を送れと指示される――そんな投稿が詐欺の被害掲示板に寄せられた暗号資産サイトを編集部が調べた。ドメインの登録は今年4月。判定は詐欺確定。
- サギ速の判定
- 詐欺確定
- 調査対象
- openwebcoins.com(www.openwebcoins.com)
- 公的な情報
- 公的機関の警告・処分・逮捕報道は確認できず
発端
「openwebcoins.comから出金の手続きをしようとすると先に税金(手数料)が必要だとか、ハッキング・マネーロンダリングの疑いが持たれているなど、更にお金を送るように指示をされます」――2026年9月30日の昼、詐欺の被害を投稿する掲示板「詐欺相談なび」に、この1件が書き込まれた。
掲示板には同じ日に、「最初は少ない金額で運用させて、実際に出金もさせて信用させる」という趣旨の投稿も続いた。この書き込みを発端に、編集部はopenwebcoins.comの素性を調べた。
編集部が調べたこと
「出金の前に、まず税金」
9月30日の投稿は、出金の手続きをすると先に税金(手数料)が必要だと言われ、さらに「ハッキング」や「マネーロンダリングの疑い」といった理由で追加の送金を指示される、という内容だ。本物の取引所は、残高から差し引いて払い出す。出金の条件として別の送金を求めることはない。疑いを持ち出して払わせる流れは、出金を餌に再び振り込ませる手口の形をしている。
ドメインの登録は今年4月
ドメイン openwebcoins.com の登録は2026年4月27日。期限は2027年4月27日。登録業者は Ultahost, Inc.で、ネームサーバーは Cloudflare のものだ。掲示板に名前が出たのは9月30日で、登録から5か月ほど。運営の実体を示す情報は、編集部の調べでは確認できなかった。
サイトの中身は確認していない
編集部は、サイトへの登録・ログイン・入力・送金を一切していない。運営会社の名前、所在地、金融ライセンスの有無は確認できていない。金融庁の一覧に載っていないことは、日本で登録を受けている証拠にはならない。判定は、本人の投稿と登録情報の事実に基づく。
- openwebcoins.comから出金の手続きをしようとすると、先に税金(手数料)が必要だと言われ、さらに追加の送金を指示される、という投稿が2026年9月30日にある(根拠:詐欺相談なび openwebcoins.com のページ(2026年9月30日の投稿))
- ドメイン openwebcoins.com は2026年4月27日に登録され、期限は2027年4月27日、登録業者は Ultahost, Inc.(根拠:Verisign RDAP(openwebcoins.com の登録情報))
- 運営会社の名前・所在地・金融ライセンスの有無
- 求められた税金・手数料の金額と、払った場合に出金されたかどうか
- 被害に遭った人の数と金額
相手側の言い分
サイトに運営会社名や連絡先を確認できず、編集部から連絡は取っていない。
断言する。出金の前に税金や手数料を払わせるサイトから、金は戻らない。
正規の取引所は、出金の条件として先払いを求めない。openwebcoins.comについては、出金の際に先に税金を求められたという投稿があり、これが詐欺確定の根拠だ。ドメインの登録は今年4月と新しい。運営者の素性は確認できていない。「疑いが持たれている」と言われて追加で送るほど、取り戻せる金は遠ざかる。送金を求められた時点で、そこが終点だ。
openwebcoins.com、またはよく似たサイトで「出金できない」「税金や保証金を求められた」「個人名義の口座に振り込まされた」という方、勧誘を受けた方の情報をお寄せください。編集部が調べます。提供者の身元は公表しません。
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