【番外編】「出金の手続きをしたら、先に税金が必要と言われた」――取引サイト「trive-coin.com(取引センター)」 詐欺確定
取引サイト「trive-coin.com(取引センター)」で、出金の手続きをすると先に税金や手数料が必要と言われるという投稿が10月3日に出た。ドメインは昨年9月の取得。判定は詐欺確定。
- サギ速の判定
- 詐欺確定
- 調査対象
- trive-coin.com(取引センター)
- 公的な情報
- 公的機関の警告・処分・逮捕報道は確認できず
発端
「取引センター【trive-coin.com】から出金の手続きをしようとすると先に税金(手数料)が必要だとか……更にお金を送金するように指示をされます」――2026年10月3日の昼、詐欺の被害を投稿する掲示板「詐欺相談なび」に、この1件が書き込まれた。
この掲示板に「取引センター」の名前が載ったのは、この日が初めてだ。この1件を発端に、編集部はtrive-coin.comの素性を調べた。
編集部が調べたこと
「出金の前に、まず税金」
10月3日の投稿は、出金の手続きをしようとすると、先に税金(手数料)が必要だと言われ、さらに「ハッキング」や「マネーロンダリングの疑い」といった理由まで持ち出されて追加の送金を指示される、という内容だ。本物の取引所は、残高から差し引いて払い出す。出金の条件として別の送金を求めることはない。疑いを持ち出して払わせる流れは、出金を餌に再び振り込ませる手口の形をしている。
ドメインは昨年9月の取得
ドメイン trive-coin.com の登録は2025年9月23日。期限は2027年9月23日。登録業者は Porkbun LLC で、ネームサーバーは Cloudflare のものだ。掲示板の記録によると、10月3日に名前が出たばかり。運営の実体を示す情報は、編集部の調べでは確認できなかった。
サイトの中身は確認していない
編集部は、サイトへの登録・ログイン・入力・送金を一切していない。運営会社の名前、所在地、金融ライセンスの有無は確認できていない。金融庁の一覧に載っていないことは、日本で登録を受けている証拠にはならない。判定は、本人の投稿と登録情報の事実に基づく。
- trive-coin.comから出金の手続きをしようとすると、先に税金(手数料)が必要だと言われ、さらに追加の送金を指示される、という投稿が2026年10月3日にある(根拠:詐欺相談なび 取引センター(trive-coin.com)のページ(2026年10月3日の投稿))
- ドメイン trive-coin.com は2025年9月23日に登録され、期限は2027年9月23日、登録業者は Porkbun LLC(根拠:Verisign RDAP(trive-coin.com の登録情報))
- 運営会社の名前・所在地・金融ライセンスの有無
- 求められた税金・手数料の金額と、払った場合に出金されたかどうか
- 被害に遭った人の数と金額
相手側の言い分
サイトに運営会社名や連絡先を確認できず、編集部から連絡は取っていない。
断言する。出金の前に追加の送金を求める取引サイトから、金は戻らない。
税金。手数料。ハッキングの疑い。マネーロンダリングの疑い。理由は次々に出てくる。だが、出金に先払いを求めるという一点は変わらない。本物の取引所は、残高から差し引いて払い出す。払えば次の名目が来る。そこで止まることが、残っているお金を守る唯一の方法だ。
trive-coin.com(取引センター)、またはよく似たサイトで「出金できない」「税金や保証金を求められた」「個人名義の口座に振り込まされた」という方、勧誘を受けた方の情報をお寄せください。編集部が調べます。提供者の身元は公表しません。
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